一口馬主 選馬の基準
普段どうやって出資馬を選んでいるか、自分なりの基準を書き記してみたいと思います

おおまかに着目点は

血統>厩舎>価格>生年月日>性別>生産者

この6つです。自分にとって重要な順番に並べてみました
馬体、という項目がありません。私自身がツアーにも行った事がない人間(田舎なのでスケジュール的にも組みにくい)ですし、実際見ても多分何がよくて何が悪いのかわからないと思います。外向だとか内向だとか、背が高いとか繋ぎがどうだとか云われても、走る馬は走って、走らない馬は走らない、、、SSの競争生活自体がそうだったような気もします

血統
種牡馬とブルードメアサイアー(以後BMS)にわけます
◎種牡馬について
・サイアーランク50位以内が目安(中でもアーニングインデックスの高い種牡馬)
・新種牡馬の場合はSS、ノーザンダンサー、ミスプロ系の中から中心に
 但し、SS後継種牡馬で購入を現在見送っている系統
 
母親が内国産(土着の血統)の種牡馬 ex.スペシャルウィーク、アグネスタキオン

◎BMSについて
・BMSランク20位以内が目安
外国からの持ち込み血統は特に重要視する
→母父ヌレイエフ、カーリアン、ニジンスキーII、ミスプロは特に好みます

◎配合の相性について
・明らかに結果の出ている配合は重要視
ex.ノーザンテースト牝馬×サクラユタカオー、トニービン、フジキセキ

厩舎
・基本は関西重視
・年間20勝以上が目安
・近年重賞を勝っている
(以上は新興厩舎の場合開業5年以内は考慮に入れない)
・若手騎手が所属している厩舎は騎手も含めて検討に入れる
・定年が近い厩舎は勇退の可能性もあるので考慮に入れる
・勝負時の騎手が自分の好みにあっているかチェック

★個人的に好感のもてる厩舎
関東 河野、二ノ宮、勢司、荻原
関西 鮫島、池江郎、橋口、松元茂、松元省、佐々木晶、角居
(厩舎だけで出資馬は決定しないんですが)


価格
安いにこしたことありませんが、当時の種付け料と肌馬の血統実績、あと実勢(成績)がつり合ったものであれば高い安いは余り気にしません。但し長距離を走れない(と思われる)血統の馬に多額の持ち出しはしません
ex.トワイニング、エンドスウィープの仔に2000万円以上

生年月日
1月〜4月までに産まれた馬を購入するように心掛けています。5月以降産まれの馬は早期デビューの観点からしてどうしても厳しくなるので極力控えます

性別
基本は牡馬。但し、牝馬でも良績を残せる種牡馬の場合はこの限りでは有りません
ex.ブライアンズタイム、フジキセキ、メジロマックイーン、アフリート、サクラバクシンオー

生産者
重賞を勝ったことのある生産者とまでは云いませんが、獲得賞金1億円を突破した馬を生産したことがあるかないか、というのは判断材料に入っています。牧場の規模は関係ありません。小さな牧場でも川上悦夫氏のようにバンバンいい馬輩出している生産者もいるわけですから。ただこの判断材料は早田牧場の倒産により、繁殖牝馬が個人の手に渡った為、ことシルクの募集馬に関しては判断の悩みどころになっています、、、
Y'S BLOG記載の内容に一部加筆・修正しています(26.SEP.04)